さて、ブラックホールについてもう少し詳しく見ていくことにしよう。
みんなのイメージだと、ブラックホールってなんでも飲み込む穴のようなもの
と考えてるかもしれないね。
それはそうだともいえるし、違うともいえる。
確かに重力が凄まじく、実際に星を飲み込んでいるところも観測されたくらいだが、
逆に弾き飛ばしてしまうこともあるようだよ。
なのでどっちもどっちなのかもしれないね。
実際に出来る人は以下をやってみよう。想像上でもかまわないよ。
①ビー玉をテーブルの上に置く。
②テーブルをなんとか削って?急激に落ち込むような穴を作る(ダム穴のような感じ)
③ビー玉をその穴に向かって発射
おそらく、そのまま吸い込まれて落ちてしまうこともあれば、
急激にカーブを描いて違う方向に曲がることもあるだろうね。
簡単にイメージしやすいように例えてみたけど、
これが大体の理屈だと思うんだ。
特に2番目の違う方向に曲がることもあることについては、
また違う機会に書ければ良いな。
さて、そんなブラックホール。どのように出来るのだろう。
あのメチャ強、さいつよの黒い猛者は
太陽のような自分で輝く星の成れの果て
なんだね。
「のような」っていうのは、
太陽はブラックホールにはなれないんだって。
太陽の30倍以上の質量がある場合、
一生を終えた星が爆発するときにかなり重い天体が残るんだけど、
それすらも重力でつぶれてしまって、ブラックホールになると考えられているよ。
タイトルにもあるとおり、重力が強すぎて、限りなく収縮した1点になるから、
無限大の重力を持っているんだ。
これを特異点というよ。
馴染みのある天の川銀河中心にも巨大ブラックホールはあるんだけど、
太陽の260万倍の質量があるらしいから驚きだね。
他の銀河だと億単位とか出てくるから気になったら調べてみるといいよ。
ブラックホール、興味をそそられるね。
小宇宙を感じざるを得ない。
コメント